12/17

「お母さんのまわりにいる人は幸せだね。」と今朝いきなりさとみが言う。
「何で?」
「だって何でも頼めるし、話せるし.....」
「それって、お母さんにとっていいこと?」
「違うよ、私にとってお得。」
(なに、それ?)
「普通は話せないの?さとみの友達とかは?」
「お母さんとは口をきかないんだって。」
「何で?」
「むかつくからだって」
「ふ〜ん」

難しい年頃だけど、今のところさとみはなんだか毎日が楽しそうで
それを見ているのは嬉しい。


12/16

週末、仕事で高千穂に行ってきた。
夜神楽で有名な山奥の小さな町。
以前住んでいた、金山のにおい。
同じ空気のにおいがした。
あいにくの天気で、お昼すぎからちらちらと雪が舞い
ひどく寒かったけれど、なんだか懐かしい気持ちであたたかくなった。

金山にはたくさんの思い出があるけれど、
私が金山を思う時は、一番にせっちゃんの事をおもう。
机を隣にして、一緒に仕事した仲間。
小さな町でいろいろな思いを抱えて生きているせっちゃんから
得たものは多かったよ。
せっちゃん、元気にしてる?
今日の宮崎はあたたかな雨が降っています。
そちらは、きっと雪だよね。


12/13


私のキッチン。
「私のキッチン」という響きが好き。
こんな棚が欲しい〜って、うちの人にお願いしてつくってもらった。 シンクやレンジとちょうど反対側の壁に、いつも使う食器が並んでいる。
スピーカーとアンプも持ち込んで、いつも音楽に包まれている。 小さなキッチンだけれど、ここは私のキッチン。とてもCOZY な場所。
そして、私の場合、キッチンから生まれるものは多い。
美味しい食事だけではなくて、心の中から生まれてくるものがたくさんある。
心を落ち着ける時もここ。
辛いときや悲しい時に逃げ込んでくるのもここ。
自分の好きなものをたくさん並べて、私のキッチンをさらにパワーアップしなくちゃ。(笑)




12/12


私が子どもの頃、大事にしていた人形。
亡くなった祖母が着物を縫って着せてくれた。
ずっと長い間忘れていたのだが、先日、実家の引っ越しの時に見つかったので
連れて帰ってきた。
ずいぶんと連れまわしたらしく、足の先などぼろぼろで痛みがひどい。
仲良しだったのだろうなぁ、この人形と私。
形になった思い出というのはないのだけれど
再開した時のあの強烈な感情には、自分でも驚いた。
大好きだった、初恋の人に、
とてもとても長い時間のあと、やっと再開できた、って感じ。

うちの人は、あまりのぼろさに
なんだか気持ち悪い、って笑うけれど
いまではマックの横にちょこんと座って
ひとりだけ大人になってしまった私の事を、
ちょっと寂しそうな目で見つめている。






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