8/17


台風は東京の方に向かったようで、
今回は宮崎は影響を受けなくてすんだ。
ここのところ、夕立ちを除けばいつも青空だ。
青空の下にいることに慣れると、なんてことないのだが、
以前、東北の方に住んでいた時や、金沢のおばあちゃん家に遊びにいった時など
毎日毎日曇り空の時期や、冬の雪の季節などは青空に飢えていた。
宮崎は一年中青空なのに......なんて風についつい分厚い雨雲をうらめしく思ったものだ。

宮崎を離れていた時に、もうひとつ飢えていたのが海。
私の言う「海」は大平洋側の海のこと。
やはり日本海と大平洋は全然ちがう。
日本海側の海水浴場などに行ってみると、どうも気持ちがしっくりこなくて
自分はいつまでも「お客」である。
大平洋側の海ならば、たとえそれが東北であったとしても
「お帰り〜」という感じで迎え入れられて心地よい。
生まれ育った環境って、大人になってもず〜っと引きずってしまうものなのねぇ。

せっかくの海が、すぐ近くにあるのに
この夏もまだ海には行っていない。
なんてったって、この暑さには参る〜〜
若い時はどんなに暑くても海に遊びにいったのに。
子供達を海につれていってあげたいな〜という気持ちはあるが
「また、明日」なんてのばしのばししているうちに秋風が吹き始めた。



8/13


お墓参りに行ってきた。
草取りをして、お花を供えて、お線香をあげてきた。
うちの人はお墓参りは嫌いらしいけれど、
私は嫌いではないなぁ。というか、好き、嫌いの問題ではなくて
時々お墓参りすると、背筋がぴんとなる感じがする。

たくさんの人がお参りにきていて、 墓地中はちょっとしたお祭りのようだった。



8/12


土いじりをしていたら、心が落ち着く。
池のまわりの草むしりをしていたら、お墓参りの時のにおいがした。
お盆だものねぇ。
土のにおいと、蚊取り線香の臭い。
天国のおばあちゃんからのメッセージかな〜。
「たまにはお墓参りにおいで〜」ってとこかしら。

明日からお盆。
数えきれないくらいのとんぼが空を舞っている。
「とんぼには、ご先祖様がのっているんだよ。とんぼにのって家に帰ってくるんだよ。」
小さい頃、何度も聞かされた。
だからとんぼを捕まえると叱られた。
宮崎でも、明日の夜は玄関先で迎え火を炊いて、ご先祖様をお迎えする。
灯りの数は、昔とくらべるとずいぶんと減ってはきたけれど、ね。



8/11


40をすぎても、時々両親のところに帰って、ごろにゃ〜ん、って甘えたい時がある。
母のお味噌汁食べたり、洗濯物の山の横でごろんと寝転がって昼寝をしたりしたい。
特に理由なんてないんだけれど、ちょっと気が落ち込んでいるからかなぁ、近頃の私。




8/10


どんな事でもそうなんだけれど、続けるって事は大事。
ちゃんと、きちんんと続けられる人って尊敬できる。
そういう人には、ちゃんと追い風が吹いて、目指す場所へと連れて行ってもらえる。

向い風ばっかり、って思っている私の場合は、 本当は自分自身が向い風そのものなのかも......



8/9


川上弘美の「蛇を踏む」を読んだ。
なんだか、自分の頭の中の、いままで刺激された事のない部分を
針でちくりと刺されたような感じ。
ぬめぬめとしていて、そして刺激的な文章だった。

それはさておき、同じ文庫本におさめられている「消える」はもっと面白かった。
淡々とした語り口が好き。
宮崎駿の映画を観ているような感じでもあったなぁ。

ちょっとくらい暑くても、窓をあけて風を入れて
その風の中で本を読むのは心地よい。
自分が子供だったころの、夏休みの朝を思い出して楽しい。












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