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1997/9/1 昨夜、12時頃ベットに入って、なぜだかそれからず〜っと眠れなかった。1時、1時半、2時・・・ 時間だけが過ぎていく。「眠れぬ夜は眠らなくていい」という題名の詩を以前読んだことがあるが、起きて何かやる元気はなかった。 眠りに落ちた後、短時間でたくさんの夢を見た。その中でとても印象に残ったのは花火の夢。 寅さんが今日亡くなった、という設定だった。寅さんのために花火が何発も打ち上げられた。その中で「ひまわり」の花火があった。ど〜んという音とともに花火は空高くどんどん上がっていく。そしてば〜んとひまわりの形の花火が夜空に咲いた。色はやまぶき色。ひまわりの花の色だった。 夢の中ですごくすごく感激して、さすが寅さんだ〜!って涙ぐんでいた私。寅さんのファンだったから。(あ、今も) 私は自分が死んだら、たった一発だけでいいから、大きな花火をど〜んと上げて欲しいと思っている。「私の人生はとても楽しかったよ」とお祝いの花火をど〜ん!と。できればひまわりの花火がいいな〜。そして送られる時の花は、菊の花とかではなくひまわりの花がいいな〜。 今日会社の希枝さんに「夢占い」の本をかしてもらったら、花火のあがる夢はあんまりいい夢ではないと書いてあった。花火が爆発する夢はいい夢らしい。今度は爆発する夢をみよう。 1997/9/1 その2 私は「空」に弱い。それくらいに空が好きだ。だから「空」という言葉にもとても弱い。 今日メイルをチェックしていたら、見知らぬ人からメイルが届いていた。そのメイルのタイトルが「空を探していました」だったから、一番最初に開いて読んだ。 タイトルを見ただけで、くらぁ〜っときてしまう。危ない危ない。お酒よりも危ない。 その人はどうも空の写真をとるのが仕事らしい。いいなあ〜、と無責任にあこがれてしまう。『空を探す』『空を撮る』....いい響き。 また、海の近くに住む友人のSHOちゃんは、なんと『空を見上げる』のがお仕事。電力関係の工事の監視役、とか言ってたけど 『空を見上げる』という響きにうっとりしてしまう。そんなに楽な仕事ではないよ!としかられそうだけど。 その時々の空の下にその時々の私がいる、ってのが、私のテーマだから。今日の青空に負けないように生きなくちゃ。 1997/09/02 とても傷つくことがあっても、時間がたつと割と忘れる事ができる。これは、その事がそんなに大した事ではなかったという証拠かな。でも、その部分に触れるような場面にでくわしてしまうと、私は無意識のうちに息を止めているように思う。 息をとめてその場を通り抜ける。もうこれ以上その事が自分の中に入ってこないように防御している。自分の中に入ってこなければ、その後も特に気持ちが落ち込むということはない。 例えば、とても苦手な人からの電話を受けた時も、なんとなく息を止めてしまう。 そんな私を側で見ていた人から「冷たいね〜」って言われた。確かにそうだ。でも、仕方ないの。息を止めているから。温度も感情もそこには存在しないもの。でも、息を止めなくてはいけないくらいの場面って、そんなにたくさんはないから、そういう意味では私は幸せなのかもしれない。 1997/09/02 その2 昨日メイルを送ってくれた「空を探していた人」からまたメイルをいただいた。探していた空は見つかったらしい。 その空のために昨夜は徹夜をして企画書を作り、今日はそれをもって打ち合わせに行った、とあった。 タイトルは「空の話をしてきました」 見つかった空はどんな色だったのだろう。 Replyのタイトルに迷っている。「空を探していました」に返す、気のきいたタイトルに迷っている。 1997/09/03 近ごろの私のマイブームは、お風呂で本を読むこと。ついつい読み耽って気付くと汗がぽたぽた落ちている。 これはとても気持ちがよい。 先にあがってテレビを見ていた陽くんが「まだ読んでいるの〜?」とにこにこした顔で覗きにくる。 その後もず〜っと読み続けて、ついにのぼせてしまいそうになったら、また陽くんを呼ぶ。 「この本と眼鏡を、テーブルの上においておいてね〜」と頼むと、すごく嬉しそう。お手伝いを頼まれる、ってことがとても嬉しいみたいだ。ありがとう〜って言ってもらえるのが嬉しいのかな。 お手伝いを頼むとさーちゃんと陽くんで時々けんかになる。どっちがままに褒めてもらえるか、ってところでいつも競いあってる。 マイブームって言葉で、今日思ったこと。 やっぱりどんな事でも自分の好きな事を好きな時に好きなようにやっていけるということは幸せだ。 どうしても色々と規制を受けてしまう今の世の中だが、それ以上に自分をきちきちの箱の中に四角くして詰め込んでいる人が多いと思う。 もちろんやってはいけない事(犯罪等・・)はやってはダメだけど、やってもいいことをやらない人っていうのは、尊敬できない。旅行に行きたい〜っていつも言ってるばかりで、言い訳ばかりを並べて旅行しない人とか。。。時間がないとかお金がないとか子供が小さいとか、そういう事ってどうにでもなると思う。問題は行動に移すかどうかだ。 自分の人生に密度があるとしたら、私はやっぱりぎしぎしに詰まっているような人生がいいなぁ〜。 1997/09/04 昨夜ふと時計を見ると午前1時を回っていた。時間のたつのはなんて速いのだろう。やりたい事とやらなくてはいけない事が、いつも私の回りにはたくさんある。でも、私って好きな事に向かっている時は何としてでも時間を作って、がががぁっ〜という感じで集中してしまう性格だと思う。 思うに、私の好きな人達はみんな、どんなに忙しくても好きな事のために上手に時間をやりくりしている人が多い。 HPを通して知り合った、八王子の谷口君はオートバイが好きであちこちにツーリングに出かけている。普段はきちっとしたスーツ姿で(私はそんな姿は見たことはないけど)忙しい毎日らしい。でも、通勤の京王線の中でDuo (ノートパソコン)を開いて、HPの更新やらe-mailの返事書きやらをしているとか。ツーリングにも腰にしっかりDuoを背負って出かけている。彼のDuoって幸せだと思う。背中にしっかりとくっついてあちこち旅行できるもの。 それから、リクルートのスタートページを通して知り合った佐野さんは、通勤前の朝早く起きてマックに向かっているらしい。私は朝は弱いから、尊敬してしまう。佐野さんの文章はとてもとてもとても素敵だ。ご本人に了解を得てからここでも紹介しようと思っている。 きっとみんな眠い目をこすって毎日がんばっているのだろうな〜。でもきっと私と同じ気持ちかもしれない。「もったいなくて眠ってる場合ではない〜!」ってついつい夜更かししてしまう毎日。 1997/09/05 今日みえちゃんから手紙が届いた。 お習字が入っていた。 「海」と一文字。 お習字をしていると心が落ち着くという。そんなみえちゃんの最近は、荒波が止まない。 私の海は、もう大丈夫だよ。みえちゃんの海もはやく静まるといいね。 1997/09/06 今日、よっしーから電話があった。 人には、その時々の状態、ってのはあるとしても、人に元気を与えるタイプと人から元気を吸い取ってしまうタイプがあると思うが、よっしーは私に元気をくれる友達のひとり。 ずっと前にすごく辛い事があって、とても落ち込んでいた時、ポストによっしーからの手紙を見つけた。 「今朝窓をあけたらすごく良いお天気で、う〜んと背伸びをして太陽からエネルギーをもらったよ。それもタダで!太陽は偉い!」という内容。 それもタダで!ってところがよっしーらしいんだけど、すごくじ〜んときた。 私はよっしーの生き方が大好き。彼女は自由だ。「心」が自由、っていう意味。 時に彼女のそんな自由さは、世間の四角い心の人々からは受け入れてもらえない事もあるかもしれない。でもよっしーのまわりにはまあるい心の人が多いから、そんなくだらない事は関係ない。 もしもよっしーの事を悪くいうような人がいたら、それは彼女の事を羨んでいる人か、心の四角い人かのどちらかだと思う。 1997/09/07 私を含め、私の友人にはなぜか遠距離恋愛をしている人が多い。 でも気持ちは空間を超えるから、どんなに離れていても大丈夫だと思う。 そういう意味では、たとえ一緒に暮らしている恋人達や夫婦も、心がとても離れてしまったとしたら、私達よりもずっと「遠距離」だと思う。 出会った頃はこの距離が気掛かりだったけれど、ある時から気にならなくなった。 会いに行かなくてはならない時には、どんなスケジュールも調整して会いにいくと思う。 その事に確信を持てるようになってから、心の距離はうんと縮まったと思う。 それでも、新幹線のホームに消えていく彼を見送るのは寂しい。何度経験してもやっぱり寂しい。 1997/09/08 彼が帰ってしまって寂しい月曜日。昨日ここにあった笑顔が、今日はない、という事にどうしても慣れないで困ってしまう一日。 大好きなミュージシャンの一人。KENNY G. 彼のサックスは、心に響く。彼のBreathlessというアルバムが好き。 最後にとても悲しげな曲があって、それでも何故かとてもひかれてしまうそのメロディのタイトルを、今日はじめて知った。 "THE WEDDING SONG" だった。 Kennyが、彼の結婚式でやった曲のライブを収録したものだと、説明があった。 知らなかった。結婚のイメージとは、かけ離れていたもの。もっと悲しいタイトルだとばかり思っていた。 「結婚」って、とても華やかな幸せなイメージもあるけれど、もっと奥深いところで、自分の残された時間すべてを その相手と共有していくという、いい意味での「覚悟」や「不安」を両手で受け止める事だと思う。 一度結婚に失敗した私が、こんな風に言うのはおかしいかもしれないけれど、 そして、そんな大事な事に今ごろ気付いても遅いのかもしれないけど、華やかさの向こう側にある、少しだけ重いテーマをも 受け入れて、認めていくことがとても大事な事なんだと思う。 8月末にまた大好きな友人が一人結婚した。ますりん。本当に本当に幸せになってね。 1997/09/08 先週の日曜日の事、彼を駅まで送っていく途中の話。 彼とさーちゃんは、こっくりこっくり眠ってしまっていた。その時の陽くんの話。 指を口にあてて、「ママ、しぃ〜っ!」(静かに!の意) よ「ママ、どんな夢をみてるのか、見てみるね〜」 ひ「???」 よ「頭を開けてみて、どんな夢だか覗いてみよう〜!」 ひ「???」 よ「ぱかっ!」(蓋を開けるようなジェスチャーで) ひ「どんな夢?」 ・・・とここで2人とも起きてしまった。残念。どんな夢だったか陽くんに、続きを聞き忘れた。 〜その2〜 おなじくその日、駅からの帰り道、車の中から三日月が見えた。 きれいねぇ〜と言うと、陽くんが「ママ〜!お月様とってあげようか〜」とかわいいことを言ってくれる。 ひ「あんなに高いけど、とれるかな〜」 よ「とれるよ。なが〜いハシゴでとるの〜」 ひ「そんな長いハシゴをどこにたてかけるの?」 よ「お山の一番上まで行って空にかけるの」 ひ「そっか〜。でもお月さまってどのくらいの大きさかな〜」 よ「このくらいだよ」(両手を広げて) ひ「ハシゴ上っていってお月さま持てる?」 よ「大丈夫」 ひ「降りてくる時こわくない?」 よ「そうだ!降りるときはお月さまをだっこして、すべりだいでしゅ〜って降りてくればいいんだよ!」 滑り台で降りてくる、という結末に陽くんは自分でとても満足していたようだった。 私は、そんな夢のある話が陽くんとできた、って事にとても満足した。 1997/09/09 ずっと前にすごく落ち込んでいた時に、彼が手紙をくれた。 「きっとすぐに良い事があるよ。でも神様は順番で良いことを授けてくれるとは限らない、気紛れものだからね。でもはやく元気になって!」 でも、待っていたら、ちゃんと良い事があったから、気紛れな神様も、待つ甲斐はあると思う。 その数日後、今度は電話をくれた。新宿からだった。 「街の音が聞こえる?」と彼。 受話器の向こう側から、ざわざわと人の声や車の音がした。 何故だかすごく嬉しかった。 街の音が聞けたからではなく、彼が街の音を私に聞かせてあげよう、って思ってくれたことが嬉しかった。 今振り返ってみても、私が恋に落ちたのは、その時だったと思う。 ****** さっき、SHOちゃんから電話があった。 「どうしてる?」って聞かれて、今日はとても大変な事があった、と言ったら 「人生色々あるから楽しいんだよ!」って笑って言ってた。 月並な言葉だったけど、色々と抱えているSHOちゃんの口から出たその言葉が、妙にじ〜んときた。 照れくさくて笑ってごまかしたけど、SHOちゃん嬉しかったよ。どうもありがとうね。 私の周りには、どうしてこう優しい人が多いのだろう。そして、みんなどうしてこうタイミングがいいんだろう。 なんとなく落ち込んだりしていると、必ず誰かがそれをキャッチして連絡してくれる。 そういえばポールからもさっきメイルが届いていた。ポールは日本人だけど、日本語よりも英語が上手。 Are you doing OK? I'm pretty sure you are doing great.. 「大丈夫?元気でやってる?元気なのは知ってるけど・・・」って内容。 私が大丈夫でないときに、必ずポールからメイルが入る。私の気持ちを一番早くキャッチしてくれるのは いつもポールだ。 みんなにも、ずいぶん長いこと会っていない。すごくすごく会いたいな〜。 1997/09/10 私のすごく悪い点は、昨日まで自信のあった事でも、今日は自信をなくしてしまう、というところ。 色々な雑念に振り回されずに信じたものに向かえたら、たとえそれがどんなにハードな道であっても きっと幸せだと思う。 私はだめだ。 昨日はできる、と思った事が今日はできそうもなくて、しゅんとしてしまう。 こんな日は早くベットに入るに限る。 |