10/26

久しぶりの雨
空からまっすぐに
私をねらって落ちてくるようで

雨は嫌い
雨は
痛くて痛くて嫌い

あなたの痛みは
私を突き刺す
雨のように私を突き刺す

そして私は
ブルーになる

あなたの降らす雨が
心に刺さって
私はブルーになる


雨は嫌い
雨は痛く痛くて嫌い



10/13

懐かしい友人から電話がきた
昔ちょっとだけ思いをよせていた人
私がふるさとに帰ってきてることを、最近はじめて知ったという

電話の向こうの声は昔とかわらない
会ってみたら、きっとお互いに歳をとってしまっているから
がっかりするのだろうか

最近海外から帰国したらしい
家族ともども幸せに暮らしているという

なつかしさだけで
それ以上何があるわけではないのだけれど
電話1本で
時間がすごい早さで逆戻りしたみたいで
なんとも不思議な気持ちがした

私ね、ずっと昔ね、あなたに恋をしていた事があったんだよ、って
そんなふうに言えるはずはないけど
もしも言ったとしたらどうなるのかな

あちこちに波風をたててはいけないから
この思いは心の奥にしまうことにして
「私もつい最近、すごい素敵な人と再婚したんだよ」って
おのろけのひとつも言ってみた。

「幸せそうでよかったね」

「うん、おかげさまでね」

月並みな会話で電話は切れた。
あの人も幸せそうで、よかった。


10/10

寝室のすみっこに
小さな机をつくってもらって
そこにノートパソコンとモデムを置いた。

仕事用のMacの前にすわると
何も書けない
なんだか気が散ってしまってダメ

今まで座った事のない場所に座ると
見たこともない景色が広がって
なんとなく嬉しい気分

寝室の西側の窓から
すぐ近くに山が見えている

北側の窓の外には
広々とした田園風景と空が広がっている

昔から私は
「場所」にこだわるところがあって
学生時代の狭いアパート暮しの時でも
かならず自分のスペースづくりをした。
一人暮らしのアパートの中で、さらに自分の場所をつくるのだ。
これって、犬やネコが
眠る前にその場所をならす仕草にも似ている。

いつもそこにおさまっているわけではないのだけれど
そこにくると妙に落ち着いてしまう、という場所。

なんだか、ちょっと、嬉しい私。



10/5

夕食を終えてまた机に向かって、主人が絵を描いている。
白い紙の上にさらさらと、絵が並んでいく。
まるで魔法の筆。
出来上がった絵を見るのは楽しい。
(描く方は大変なんだろうけど・・・)

今年も絵本の季節が来ました!(笑)
カーヤとラルルの新作を製作中。
ラルルが大きな紙飛行機を折っているところから物語りがはじまる。
優しい色の物語りに仕上がればいいなぁ、と思う。
詳しくはカーヤとラルル2のページをご覧下さいね。



10/1

■ 不思議な涙

先日、不思議な体験をした。
知人の告別式に出席した夜のこと。
いつも通りにベットに入って眠りについた。

夢をみた。
その夜の告別式の夢だった。
亡くなった彼を愛した女性の夢だった。

お別れに来た大勢の人達の顔が、
夢の中でぼんやりと薄れていって
泣き腫らした目をした彼女だけがはっきりと残った。

うまく表現できないけれど
私のこちら側、もしかしたら内側だったかもしれない。
亡くなったその彼が泣いていた。
泣き顔は見えなかったけれど、彼が泣いているのがはっきりわかった。

夢の中でその夢にびっくりして目をさましたら
私の頬は涙でびっしょりだった。

私が泣いていたのではないわ、と
あわてて自分に言い訳をして、はっとした。

彼が私の涙をかりて泣いていたのかもしれない・・・。

主人をおこそうかと思ったが、
こんな夜中に何をばかな事をと笑われてしまわれそうでやめた。

それにしてもそれにしても不思議な涙だった。





■ プレゼントの箱を開けるような


男の人が女性を抱く時の
優しくブラウスなんかのボタンを外す仕草は
プレゼントのリボンを外したり
贈り物の箱を開けたりするのに似ていると思う。

昨夜、ふと、そう思った。

という事は
女性の中には
わくわくしたり、どきどきしたりするものが
たくさん詰まっているという事だ。

どうせなら
とびきり素敵な贈り物であり続けたい。
箱の中身が
わかってしまったらつまらないものね。

でも、
中身がわかっていても
嬉しい事ってある。

わかっていてもどきどきするくらいの
贈り物は、もっとすごいなぁ。

いずれにしても、
簡単な事ではないから
努力が必要。

女性も男性も。
いくつになっても、ね。







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